普通切手の中でもエラー切手と呼ばれるものが話題になったり、記念切手の美しさや希少性に価値を見出した収集家たちが、換金性の高い切手を貪欲に集めだすなど、ブームの兆しが見え始めました。
1955年切手趣味週間「ビードロ」、1956年切手趣味週間「写楽」など日本文化を反映させたデザインで切手収集に熱中する収集家が急激に増え、1960年代でピークを迎えたという背景があります。
しかし、デザイン性の高い切手が多数発売されるようになり、色々な種類の記念切手が発売された結果、希少価値は徐々に下がり始め、年々ブームが衰退していきました。収集家たちは、それまで集めた切手を押し入れや引き出しの奥にしまい込むことになりました。では、最近、なぜまた収集がブームになりかけているのでしょうか?